俺の中で「大先生」であり「かわいい後輩」であり「人生の先輩」でもある
マブダチが、もうすぐ旅立つ。
齢20。
人間にしておおよそ105歳。
俺のマブダチ、通称「たま」 メンズ。
猫だ。
ここ1週間、彼は急速に老衰の道を辿ってった。
そして先ごろその飼い主から「桜、たまもう駄目かもしれん」って連絡きた。
駄目ってなんだ!駄目って。
死ぬことって駄目なの?全然じゃん。
大体大往生じゃん。無病息災、でもって長生き。そして1週間前なんて
全然元気。後ろ足ちょっと痛んでるくらいで階段も余裕(くだりは危険)
最高に大往生じゃん。
俺のマブダチはもうすぐ、旅に出る。
俺は、死に目には会いにいかない。きっとそいつもそう望んでる。
ずうっとジャーキー食べたあとに俺の指にまでがっついて
鋭いパンチを飛ばし、かっこよく着地して
眠れないときにずっと寄り添ってくれる、そんな最高にカッケエままで
桜の中に居たいって思ってる。かっこつけだから、あいつ。
だから、見送らない。きっと、旅はまだ、はじまったばかりだから。
俺らずっと、友達だから。

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「吹けば飛ぶ豆が集まって何してんの」
高校生の時、若干成長期遅れ気味だったので
良く言われた。
大人からみると高校生でしかも男子なんて
吹けば飛ぶ豆だ。今だから分かる。明らかにそれだ。
でもたまに、豆に戻りたいな、豆のころは楽しかったな、って
豆に栄養をあげたり、豆のために水を探しにいったりする
根っことかになってきて分かってくる。
その点女の人ってほんと、お花だなって思う。

そんなガッツリ量を飲む訳じゃないから
飲み放題とかに魅力は感じない。
けど、飲みに行くのは好き。
知らない人とカウンターで話したり
店員さんと仲良くなったり。
たまに行くお店でお客さん同士として出会って結婚した友達もいる。
そういうのって素敵だなーって思う。
偶然が折り重なってって時間が出来てく。
偶然の無い瞬間なんてない。
フロイトの心理学で「偶然」というものの存在感の大きさを
昔…中学くらいに読んで、あーそうなんだなーって。
一秒一秒。

彰人も居ないから、すっかり弁当男子じゃなくなってきた。
でもダメヤベエ!って思って
おにぎり位は作ることにした。でも結局100円惣菜とかに甘えるけど
でも男って甘え上手なほうが 良いかもって
この歳になって思っちゃったりして
てか「この歳」とか思っちゃったりして。なにこれ大人じゃん!すげえ
