俺がカートコバーンを知ったのは
メンズノンノの特集だった。
だから、先に生い立ちを知って
どのように彼が死んだのかを知って
それからニルヴァーナを知りました。
「愛してる、愛してる、愛してる」
俺の中で一番響いてんのは
カートが残した遺書の、この最後の方の文面。
己を放出した音楽と
その音楽を愛した人たちと、ドラッグと
いったい何が彼を追い詰めて、何が彼を死へとつれてったのか
美化する必要もないし、ひょっとしたら今尚
こうして愛され続けている事を苦しく思ってんのかな、とか思ったり。
このライブ動画を見てると
熱狂するファンに相対して、挑みかかる雰囲気もなく見えて
「本来の自分」と「ロックスターであるカート・コバーン」のギャップの
葛藤で自殺したと言われてるけど
人間って「知られる」って、後戻りできなくなることなんだなって思う。
きっと「本来の彼」を知りたいって思う気持ちこそ
自分を全部全部、さらしちゃうってのって
逃げ場所もないし、ほっとする場所すらないし
やっぱ沢山の人に「知られる」ってつらいよね。
ヒストリーはさておき
このライブ動画も、カートのカッコイイ男っぷりも
誰がみたって惚れるよ!

PR